OUR TECHNOLOGY

弊社の技術



日本風洞製作所は風洞の小型化を可能とする「短距離整流技術」、高精度・耐久性を併せ持った「測定台技術」、高効率かつ低コストな「風力発電技術」の3つの技術を柱とする風の総合メーカーです。

日本風洞製作所の「短距離整流技術」

日本風洞製作所では「世界一導入しやすい風洞」をモットーに、「大きい・長い」という風洞の常識を覆す、コンパクトで短い風洞試験装置を開発・製造しております。風洞試験装置は一般的には流路を短くすると性能が低下してしまいますが、日本風洞製作所では短距離で効率よく気流の状態を安定させる独自の「短距離整流技術」により、風洞の全長を1m~2m程度に収めることを可能としています。この技術は「無難な設計」をしがちな風洞の一般的な設計法とは違い、ファン、静翼、拡散部、メッシュ、ハニカムの細部に至るまでギリギリまで切り詰めた設計・セッティングをとると同時に、特殊形状の整流器などの新技術を導入することで実現しています。

日本風洞製作所の風洞技術は風力発電機の効率化にも生かされており、高効率・低コストを両立した「2重プロペラ風力発電機」の実現につながっています(詳しくは後述参照)。

日本風洞製作所の「測定台技術」

風洞全体を短く、コンパクトにするためには測定台の小型化も同時に必要です。日本風洞製作所では小型で高精度な測定装置の新規開発に力を入れており、他社製品に比べ、大幅な小型化と高い耐久性を実現しています。

また、日本風洞製作所では世界で唯一、自転車用測定台および三輪車用測定台などのスポーツ用途専用測定台をラインナップしております。スポーツ用途では120kg~200kg近い荷重や強い衝撃に耐えつつ、衣服の素材の違いや装備品の形状の変化など、微小な測定値の差を量り取る高い分解能の両立が必要となります。弊社では独自の支持方式を採用することでこの要求をクリアしています。また、測定台上の人間が動くことで発生してしまう測定誤差を最小化するため、独自のフィルタリングシステム「MCS」(Movement Correction System)を測定ソフトウェアに搭載することでこれまで難しかった漕ぎながらの測定を可能としています。

日本風洞製作所の「風力発電技術」

弊社は風力発電技術の中でも特に難易度の高い2重プロペラ風力発電技術を中心に技術開発・製品開発を行っております。2重プロペラ風力発電機は風力発電機の中でもコストの割合が高いタワー・発電機を1セットのまま、コストが比較的低い羽根を2セットに増やし、発電量は風車2基分・コストは1基分以上1.5基未満を目指す風力発電機です。40年以上前から研究されてきましたが、異なる回転速度で回転する2層の羽根の動力を「エネルギーロス無く、抵抗なく、風車の特性を崩すこと無く、低コスト」で1つの発電機に接続する動力伝達が達成できないために製品化されることが1度もありませんでした。弊社ではこの動力伝達装置の開発に成功し、世界で初めて2重プロペラ風力発電機の製品化に成功しました(特許技術)。
奇抜な形状で従来型の1.5倍、2倍という発電量を叩き出す風力発電機は多々ありますが、多くは2倍の発電量・3倍のコストというように数字上の性能が高くとも、コストに見合わない場合が多く、普及には至っておりません。特殊形状の風力発電機はアイディア出しの段階から生産工程・施工などに関して十分な知識を有し、十分に配慮しない限り、コストパフォーマンスの高いものは生まれません。弊社では開発初期段階より生産・施工まで見据えたコスト管理を行うことでコストパフォーマンスの高い風力発電ソリューションをご提供しております。2重プロペラ風力発電機に限らず、お客様のニーズに最も合ったソリューションをご提供するため、様々な方式・形式の風力発電装置を試作・製作しております。

左写真 通常型1kW風力発電機施工の様子
右写真・中央写真 弊社1kW2重プロペラ風力発電機

日本風洞製作所の「試作力」

日本風洞製作所では、開発、試作などのスピードアップのため、製品の加工・塗装・表面処理などに必要なすべての設備を社内に保有しつつ、量産は外部の工場を中心に行っております。
これにより、会社の製品ラインアップに無い特殊仕様の製品や、開発委託業務などへの対応スピードには自信がございます。
風力エネルギー、水力エネルギーなどの流体エネルギーの回収・蓄電・利用や、風洞試験装置・送風機など風を送ることに関してお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。