私たちの技術について

技術
OUR TECHNOLOGY

確かな風洞試験の技術

風を実際に流し、風による影響を可視化・計測する「風洞試験」。建築物・航空機・鉄道車両・車・風力発電機・スポーツなど多くの産業において、設計に非常に重要な空力 に関する情報を得る手段として、100年以上私達の生活を支え続けています。

コンピューターの処理能力の発展に伴い、「風洞試験」は「流体シミュレーション」に取って代わられると思われておりました。しかし、企業や研究機関における重要な開発 ・試験の殆どは未だに風洞試験が主役の座についています。「風洞試験」では開発者が実際に試験環境に足を踏み入れ、五感で試験を観察できるという大きなアドバンテージ があります。また、細かい修正・条件変更が短期間で行えるため、多くの条件で様子を見ながら試験を進めたい際には最適です。弊社では、風洞試験の強みを活かした製品開 発を行っています。

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弊社の技術の「強み」は以下の技術です。

1.エンジン制御技術

風洞試験装置には通常、制御が簡単で、回転数を一定に保つことができるモーターを動力源とした送風機が搭載されております。しかし、モーターは非常に高価で重 く、使用電力が大きいため、大口の電気契約が必要となります。特に電気代は風洞の運用者の悩みのタネで、風洞を使用していない月でも何十万円から何百万円もの 基本料金がかかり、大きな負担となります。導入時にも大掛かりな電気工事が必要となります。

弊社ではエンジンを動力源とした風洞試験装置を開発・製造しております。エンジンは軽量で小さく、非常に大きなエネルギーを生み出すことができ、燃料費も使っ た分だけで莫大な電気料金を払い続ける必要もありません。一方でエンジンは騒音・排熱や回転の安定性に難があり、風洞に搭載されることは非常に稀です。弊社で はエンジンを安定稼働させ、モーターと同程度の安定した動力を取り出す技術を有しております。エンジンの良い特性だけを風洞に搭載することで、桁違いに低コス トで高性能・コンパクトな風洞を製造することができます。

2.低騒音・排気浄化技術

エンジン送風機を搭載した風洞は室内に置くことが困難とされてきましたが、弊社は独自の低騒音・排気浄化技術により、室内でも設置・運用可能な風洞試験装置を 製造しております。この技術によって、店舗内にて競技用自転車向けに風洞試験サービスを提供する超小型風洞(詳細は「製品情報」参照)を実現することができま す。

3.送風技術

巨大で高速回転する送風機は難しく、繊細な技術です。弊社では風力発電機の開発ノウハウを活かし、高い耐久性・高い効率を持つ送風機を開発しています。特に、 2層のプロペラを使用する「2重ロータ風力発電機」の技術を応用した、2重反転プロペラ送風機は乱れが少ない風を限られたスペースで実現することができるため、 弊社の風洞で多用しています。